2025年春季プログラムの募集は2025年1月12日まで!まずは公式LINE登録する

フィジーで見つけた、新たな挑戦の道 津田塾大2年生小林凛々子さん

SIF Academyを卒業した皆さんに、プログラムの感想をお聞きしました。
今回は、フィジーでのプログラムに参加し、帰国後も新たな挑戦に挑んでいる大学2年生にインタビュー。
彼女がSIFでどんな経験をし、どう成長したのか、その生の声をお届けします!

津田塾大学学芸学部国際関係学科2年生の小林凛々子さん。大学では、アイセックという海外インターンシップを運営する学生団体に所属しています。学生団体の他にも、自分で資格の勉強をしたり、国内のボランティアやインターンに積極的に参加したりしている小林凛々子さん。SIF Academyには2024年の夏に12期生として参加してくれました。

日本でたくさんのことに挑戦してきたからこそ、想像もできないような、もっと新しい挑戦をしたいと参加を決めてくれた彼女に、SIF Academyの良さについてお聞きしました。

目次

SIF Academy参加のきっかけ

今までやったことのない経験を得て、成長ができるのではないかという期待から、日本から離れた場所でボランティア活動やインターンシップをしたいと考えていました。しかし、申し込みには英語のスコアが必要なところが多く、スコアを持っていなかった私は断念せざるをえませんでした。

同じ学生団体に所属する友人から英語のスコアがなくても参加できる、SIF Academyの話を聞きました。2025年の春には、海外インターンシップに参加したいと考えていたので、それに備えた経験をしたいという気持ちも参加を後押ししました。

SIF Academyでのフィジーでの挑戦

現地の古着屋から出る、ゴミになる古着から村の人々と一緒にマットを作り、それをマーケットに売るといった古着がリサイクルされる仕組みを作ろうとしました。正式に仕組みを作ることはできず、渡航期間内で達成することはできませんでしたが、協力をお願いした村と古着屋が契約を正式に結び、ゴミになる古着の提供が村に対して無料で行われるようにするために、奮闘しました。

直面した様々な挑戦

出来上がった編み物マットをラウトカ市内のマーケットに売るために、持っていったのですが、マーケットの中のハンドメイドエリアでは、すでにフィジーに根付いているドアマットが販売されていました。そのドアマットも私が村の人たちと一緒に作ったマットと同じように、布の切れ端を縫い合わせて簡単に作れるものでした。自分が作って売ろうとしているものと、同じようなものが既に存在していたことを知り、自分が作ったマットに需要があるのかどうか不安になりました。普通のドアマットと差別化を図るために、たくさん試行錯誤を繰り返し、Kava用の座布団という形で販売することにしました。

また、言語の障壁もありました。英語が理解できないし、伝わりませんでした。もう少し英語を喋ることができていたら、いろんなことを聞けたし伝えられた気がします。サポートしてくれる運営の助けを借りて、意思疎通はできました。でも、自分でやりたいことを伝えられなかったり、話を聞いても分からなかったりして、歯がゆい想いをしました。この経験は今後に向けて英語を勉強しようと思えるいい機会になりました。

挑戦を続ける中で得た、新たな学び

自分がやりたいという想いだけでは、人の生活に影響を与えることは難しいということを体感しました。相手の立場に立って考えながら、自分がやりたいことと相手の利害を一致させていくことも、自分がやりたいことを通じて、人の生活に影響を与えるうえで必要なことなんだと学ぶことができました。これは、日常の人間関係や学生団体での活動にも通ずることだと思います。そういった意味で、自分のやりたいことを軸にプロジェクトを立案し、実働したSIF Academyでの経験は貴重なものでした。

SIF Academyの良さと意外な学び

「成功して自信をつけたい」というのが自分のモチベーションだとはっきりしました。他の参加者と一緒に内省のワークを行ったりしたことで、他のメンバーのモチベーションとの違いがはっきりして、自分がどういうことに対して、頑張りたいと思えるのかが明確になりました。

フィジーの人の幸福観が日本と違いすぎたことも意外な学びでした。私の価値観からすると、幸せのためには生活の質を求めがちになってしまいますが、フィジーでは家族や友人など大事な人の優先順位が高いことが多かったり、だからこそ他人に優しかったりします。渡航前にもそういったフィジーの価値観の話は聞いていましたが、フィジーに来てからすぐにその価値観を実感できました。例えば、見ず知らずの私でもあたたかく家に迎え入れてくれました。あたたかい国民性だと思い、とても感動しました。

SIF Academyで得た挑戦と、未来への展望

SIF Academyに参加したことで、休学して海外インターンに行くという、新しい道ができました。SIF Academy期間中に出会った人の姿に刺激を受けて、自分で事業を立ち上げてみることにも挑戦してみたいと思っています。今回は短期間での実働だったので、次は長期間で実働してみたいです。もっと現地のことを知って、関係者たちのニーズを一致させ、経済が回るシステムや事業を作ることに挑戦したいです。


LINE登録でSIFアカデミーの最新情報がわかる!

LINE登録で各期の活動内容やニュース、参加者のリアルな声などを配信しています!

説明会や個別相談では
「海外は初めてだけど大丈夫かな......?」
「フィジーってどんなところ?」
「プログラムではどんなことができるの?」
など疑問を解決できます!

シェアはこちらから!
  • URLをコピーしました!
目次