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ゴミ拾いしながらフィジー市内を1周!?挑戦を経て身につけた自信

短期大学で農業を専攻し、卒業後は日本各地をめぐりながらリゾートバイトで働いていた、柳生文翔(あやか)さん。リゾートバイトをやめた後は2025年夏までに日本からオセアニア、最後にアメリカを回って世界一周したいと考えていました。人の役に立てることをしたくて、ボランティアをしながらの世界一周を目指していました。2023年に東南アジアに行き、2024年夏にはSIF Academyの11期生として参加してくれました。SIF Acedemyに参加した後はアフリカのケニアに渡航しました。

自然が大好きで、自分がやりたいことにまっすぐな文翔さん。そんな彼女にSIF Academyの良さについてお聞きしました。

目次

SIF Academy参加のきっかけ

「次は、オセアニアに行きたいな」と、ボランティアサイトActivoで「オセアニア」と調べてヒットしたのがSIF Academyでした。

SIF Academyのページをはじめて見たときから好印象でした。説明文や写真がしっかり記載されていて、参加者の雰囲気がすごくいいと思ったからです。他の団体のページも調べましたが、写真がなかったり、画質が悪かったりしました。一方で、写真を多く掲載していたSIF Academyのページには安心感を覚えました。

また、写真に写っている現地の人も幸せそうで、本当に現地のためになることをしているという印象が強く、熱意が伝わりました。印象に残ったのは、「フィジーは世界で1番幸福な国だがゴミ問題が深刻である」ということでした。

私は、農業高校に行き、短期大学でも農業を専攻するくらい自然が大好きで環境保護にも興味がありました。自分のやりたいことにあっているし、取り組む内容の自由度も高く自分のためになりそうだと感じたので、その日のうちに申し込むことを決めました。

SIF Academyでのフィジーでの挑戦

フィジー現地では、ラウトカ市内を自転車で回って、道にあるゴミの量を計測・記録した地図を作ったり、子供たちに話しかけて、ゴミ問題の解決方法を絵で描いてもらったりしていました。そして、それらの地図と絵をラウトカ市長に渡して、ゴミ問題を可視化することを目標にしていました。

人を巻き込むこと

最初はただ、ゴミ拾いをしようと思っていました。プロジェクト初日は、サイクリングしながらゴミ拾いをして、10分で1袋いっぱいのゴミが集まりました。しかし、このまま自分だけでやっても意味がないと感じて、人を巻き込みながらできるように、サイクリングをしながら地図を作ったり、子供たちに絵を書いてもらうプロジェクトに切り替えました。

最初は「できない」と思っていた

プロジェクトを変更したときは、行動することがとても難しく感じました。英語圏の人に苦手意識や壁を感じていたので、現地の人に話しかけること自体に不安もありました。しかし、勇気を出して取り組んでいくうちに少しずつ慣れてきて、現地の人との会話の中で「自分と考えていることが一緒だと」感じる瞬間もあり、親近感がわくようになりました。続けていくうちに、英語で話すことへのハードルがどんどん下がり、最初は「できない」と思っていることでも、やっているうちに「できる」ようになると自信がつきました。

今も活きている考え方

地理的に遠いフィジーで挑戦を続け、できることが増えた経験があることで、社会に対して自分は貢献したんだという自信がつきました。仕事で叱られて自信がなくなったときや、つらいことがあったときも落ち込むことが少なくなり、立ち直りが早くなりました。また、プログラムに一緒に参加した仲間や過去の参加者のコミュニティ間の交流が盛んで、定期的にAcademy卒業生が集まるイベントが開かれたり、参加者だけが入れるfacebookグループがあったりします。そこでは、お互いの近況を報告しあったり、他の時期に渡航したAcademy生のプロジェクトを応援したりすることもできます。人とのつながりを感じて自分もコミュニティの一員だという感覚を持つことができ、孤独を感じにくくもなりました。

フィジーの次は……

SIF Acedemyでフィジーに渡航した後にアフリカのケニアに渡航しました。もし、フィジーに行っていなかったら、ケニアがはじめての観光旅行ではない海外渡航になっていました。以前は飛行機をとるところから自信がなかったし、英語で話すことも、現地での動き方も分かりませんでした。SIF Academyはサポートが充実していて、航空券を取得するところから現地での動き方まで学ぶことができました。フィジーで英語への苦手意識を克服していたことで、ケニアでも英語を安心して使うことができ、SIF Acedemyのおかげでケニアでも濃い時間を過ごすことができました。

SIF Academyの良さと意外な学び

同じ時期に渡航した参加者は、みんなとても熱心でした。事前研修では社会課題への取り組み方をしっかりと教えてくれて、専門的な大学の授業を受けている感覚でした。日常生活では知ることができなかったことを学べて、参加者のことをよく考えて作っているプログラムだなと感じています。

渡航1か月前に受講した、Social Innovation Fijiが提供するオンライン英会話『SIF Direct English』も実践的な英語を学ぶことができて、渡航中に現地の人に英語で話しかける一歩を踏み出す助けになりました。

フィジーの人々の温かさにも驚きました。宮古島で派遣として働いていたとき、スタッフの約9割は東南アジアからの研修生でした。仕事のしすぎで疲れていたのか、互いに衝突することが多かったです。渡航する前はフィジーも同じなのかなと少し不安でした。ですが、フィジーの人はいつもニコニコ、明るく接してくれました。

SIF Academyで得た挑戦と、未来への展望

2025年の夏までにヨーロッパやアメリカ、南米などの西側の国に行きたいです。個人的に西側のゴールはブラジルかなと思っています。将来の目標は、世界一周をしていろいろ学んでから決めたいです。人の役に立てることをしたいけれど、まだどうやって役に立ちたいのかはっきり分かっていません。将来は世界を舞台にして、国の境界線など関係無く、一生かけて旅をしながら活動したいなと思っています。

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