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4年後期を休学。フィジーでの挑戦が自信に!

SIF Academyを卒業した皆さんに、プログラムの感想をお聞きしました。
今回は、フィジーでのプログラムに参加し、今は就職を控えた大学生にインタビュー。
彼がSIFでどんな経験をし、どう成長したのか、その生の声をお届けします!

今回お話を伺ったのは、沖縄国際大学の経済学部に通う津波夢人さん。
大学生活では沖縄の伝統舞踊エイサーに関する活動に精力的に取り組み、また旅に関するイベントを運営する「Tabippo」という団体では九州・沖縄支部の集客リーダーを務めました。

就職活動を終え、大学4年の後期を休学した夢人さん。
SIF Academyには14期生として、復学前に参加しました。

4年生後期での休学の経緯、またこれまで社会課題に対して精力的に活動してきた夢人さんだからこそ感じたSIF Academyの良さについてお話しいただきました。

目次

SIF Academy参加のきっかけ

社会課題解決に挑戦したいという思い

大学3年生の後半、休学について真剣に考え始めました。就職活動が進む中で、「海外でがっつり挑戦してみたい」という気持ちが次第に強くなっていたのです。そんな時、SIFでインターンをしていた知り合いから話を聞き、SIFの存在を知ることになりました。最終的に就職活動を終え、4年の後期を休学しました。そして、休学期間が終わる前の最後の2ヶ月でSIFに参加しました。

具体的な社会課題解決を目指して

SIFに応募しようと思ったのは、社会課題の解決に強く興味があったからです。これまで様々なボランティア活動やプロジェクトに参加してきましたが、自分の活動が本当に社会課題を解決できているという実感が得られないまま時間が過ぎていました。例えば、毎日のようにビーチクリーンなどのゴミ拾い活動を行っていましたが、継続的に取り組むことができず、社会に与える影響の大きさを感じることができなかったのです。

一方で、周りの人たちはより具体的で、社会に還元できるような活動をしていました。それを見て、自分が発信することへの恐怖や不安を抱えるようになりましたが、同時に「自分も実際に事業を立ち上げてみたい」「海外で現地に足を運び、直接社会課題に取り組みたい」という強い思いが生まれました。それがSIFに応募したきっかけです。

SIFでは、ただアイデアを出すだけでなく、実際に現地で行動し、リアルな課題に向き合うことができる。この環境が、私が求めていたものだと感じ、挑戦することを決めました。

SIF Academyでのフィジーでの挑戦

フィジーでは、エイサーとリサイクルを融合させたプロジェクトに取り組みました。
子どもたちにエイサーを教えるだけでなく、廃材を使って楽器を作る活動も行いました。

子どもたちが自分で作った道具を大切にしている姿を見たとき、ゴミがただのゴミじゃなくて、大事なものに変わる瞬間を実感しました。

現地団体を巻き込む本格的なプロジェクト

これまで友達と一緒に何かを成し遂げることは多かったものの、フィジーでは市役所に行ってプレゼンを行い、学校に許可を取って進めるという、本格的なプロジェクトに取り組みました。この経験を通して、自分たちが実際にチャンスを与えられていると感じ、そのチャンスにしっかりと応えられている自分にも気づきました。また、これまでの自分の活動がフィジーでも役に立っていると実感し、これまで培ってきたスキルや経験が生きていると感じました

“短期間”だからできたこと

さらに、10日間という短期間のプログラムだからこそ感じられたスピード感があり、まるで1か月間そこにいたかのような充実感を味わいました。逆に、もし1か月もあったら、1日1日を慎重に過ごしすぎて、挑戦する機会を逃していたかもしれません。しかし、短期間だからこそ毎日が挑戦の連続で、達成感を味わうことができました。

挑戦し続けることで得られた達成感

挑戦し続けることで得られる達成感は、本当に特別なものでした。たとえ途中で予定がなくなり、思わぬ自由時間ができた日があったとしても、その時間を有効に使い、何か行動を起こす必要がありました。この柔軟性とアクティブさが、私自身の成長につながったと感じています。そういった経験が、自分を強くしてくれる貴重な時間でした。

SIF Academyのプログラムを通じて、自分自身に大きな変化を感じ、得られた学びは今後の人生にも活かしていきたいと思います。

現地で社会課題のリアルが見えた

「もしこのプログラムに参加していなかったら、自分はどうなっていたんだろう?」
そんな疑問を持ちながら、振り返ると、SIF Academyに参加したことが、自分にとって大きなターニングポイントだったと実感します。

実は、このプログラムに参加する前、他のプログラムも検討していました。
海外に出て何かに挑戦したい気持ちはずっとあったんです。

でも、最終的に自分が選んだのは、SIF Academyでした。
なぜかというと、リアルを体験できる点に強く引かれたからです。単に海外に行って経験を積むだけじゃなくて、自分の力を最大限に引き出せる環境がここにあると感じました。

沖縄でビーチクリーンなど環境問題に取り組んでいたとき、時々目的が見えなくなってしまうことがありました。活動に熱量を注ぎたいのに、周りの目や意見が気になって、なかなか結果が伴わないことが多かったんです。「本当にこれでいいのかな?」と自分に問い続ける日々もありました。

そんな中、SIF Academyではフィジーの現地のリアルな課題に直面し、自分が何をしたいのかを本気で考える時間がありました。自分のやってきたことが実際に形になる瞬間を目の当たりにすることができたんです。それが大きな違いでした。

SIF Academyへの参加は、「ただ海外に行った」という経験で終わることはありませんでした。むしろ、自分の活動が現地でどんな形で実を結んだのか、そして自分がどれだけ成長したのか、帰国後に話すエピソードがたくさんあることが、その証拠です。参加しなかった自分なんて、もう想像できません。

自分がやってきたことを活かせる場所で、一番わくわくできるのがSIF Academyでした。
このプログラムを通じて得た「リアル」は、自分を成長させ、これからの挑戦に向けた自信を与えてくれました。

SIF Academyの良さと意外な学び

SIF Academyに参加して感じた良いところは、何といっても主体性が重視されている点です。アカデミー生はそれぞれ自分のプロジェクトのリーダーであるため、自分の考えで動く力が求められます。しかし、不安な時には、仲間や運営メンバーがしっかりとサポートしてくれるので、常に安心して挑戦できる環境が整っています。

その中でも特に魅力的だったのは、プログラム全体のスピード感です。毎日朝にスケジューリングと、夕方に振り返りがしっかり行われるので、速いペースの中でも自分の進捗を整理し、次に何をすべきか明確にすることができました。これがプロジェクトの成功につながった要因だと思います。

内省の時間と仲間との切磋琢磨

また、このプログラムではプロジェクトだけではなく、内省の機会が挟まれるので、普段自分一人では気づけないことにも目を向けられるようになりました。例えば、運営メンバーからのフィードバックで、自分の性格を的確に言い当てられたり、褒め褒めワーク(お互いの良いところを伝え合うワーク)を通じて、他人との関わり方や自分の強みを再認識できました。こういったワークを通じて、切磋琢磨できる仲間との深い絆も築くことができました。また、日々お互いの挑戦について話す時間が、とても刺激的で励みになりました。

社会課題のリアルに触れる

一方で、思ってもみなかったけれど良かったと感じたこともいくつかあります。特に驚いたのは、自分で考えて行動する場面がこれほど多いとは思わなかったことです。プロジェクトの進行が全て自分たちに任されていたため、現地での実践力をしっかりと身につけることができました。また、ゴミ山の視察では、想像以上にリアルな環境に触れることができ、フィジーの現実を目の当たりにした瞬間でした。

さらに、現地の人々の温かさに触れたことも、素晴らしい経験でした。ホームステイやビレッジステイでは、フィジーのゆったりとした時間の流れを肌で感じ、現地の人たちとコミュニケーションを取ることが楽しかったです。私がステイした先はフィジー系の宣教師の方々の家で、キリスト教の文化も体験できたことが印象に残っています。

フィジーで学んだ「ゆとり」の大切さ

フィジーの人たちから学んだ一番のことは、ゆとりを持つ大切さです。日本では忙しく過ごすことが当たり前になってしまいがちですが、フィジーでは自分の時間を大切にする習慣がありました。この「ゆとり」が、心の余裕や穏やかなコミュニケーションに繋がっているのだと感じました。帰国後も、このフィジーで学んだ「ゆとりを持つ」姿勢を意識していきたいと思います。

SIF Academyは、挑戦や学びに満ちており、自分自身の成長を感じられる貴重な経験となりました。参加を迷っている方には、まずは一歩踏み出して挑戦してみてほしいと思います。

SIF Academyで得た挑戦と、未来への展望

SIF Academyに参加したことで、私のキャリアや目標に対する捉え方は大きく変わりました。6か月後、私はリユース会社に入社し、リサイクルショップでの店頭業務を担当します。具体的には、店頭での買取を行い、それをリサイクル品として再び販売するという仕事です。

このプログラムに参加する前から就職活動をしていたため、すでに自分のキャリアの舞台は決まっていました。しかし、フィジーでの経験を通して、「この職場でどんな挑戦ができるか?」と考える視点が生まれました。ただ働くのではなく、目的と目標を持ち、常に挑戦していきたいという気持ちが強くなりました。

振り返ると、フィジーでの活動は確かに挑戦的でしたが、それが自信に繋がりました。「フィジーでできたんだから、何でもできる」という気持ちが芽生え、以前よりも前向きに挑戦する自分がいます。強くなったというか、次のステップに進もうという覚悟ができたんです。

SIF Academyをおすすめしたい人

もしこのプログラムを他の人に勧めるなら、何かに迷っている人や挑戦に踏み出せずにいる人にこそ、参加してほしいです。現地に行くと、自分の想像以上のスピードで物事が進み、気づきが得られることが本当に多いです。

自分の主体性を大切にしながら動くことが求められるこのプログラムは、他の参加者やフィジーの人々との出会いが、自分を成長させ、これからの人生でも役立つ経験になります。

最後に迷っている人へ一言

もし挑戦することに迷っているなら、まずは一歩を踏み出してみてほしいです。
思い切って飛び込んでみると、そこには新しい自分が待っています。

いかがでしたか?フィジーでの挑戦が、自信と成長につながったことがよくわかりますね。

SIF Academyでは、このようなリアルな経験ができるプログラムを用意しています。
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